視線も「スイッチ」の一種類です。

外部「スイッチ」の代わりに、専用の「視線入力装置」によりパソコンの操作が可能です。

カーソルの移動は「視線の移動」によって行い、決定(マウスで行うクリック操作)は、
・注視(一定時間見つめる)
・まばたき
で行うことができます。

意思伝達装置でも、視線入力が可能なものが増えてきています。
視線で直接「文字や項目」を選びとれるので、自動で順番にカーソルが移動していくのを待つ「スイッチ」操作より便利です。

その素早さと使いやすさがメリットではありますが、
使う方の「独自な視線の動き」を機器が的確に読み取れるかどうかで、使い勝手が大きく変わることもありえます。

「眼の状態」や「使用環境」にも、左右されることもあります。
・視力の左右差が大きい、片目の視力がほとんど無い
・目力が弱い、一定ではない、
・注視が持続できない、眼振がある
・眼鏡使用、室内照明
・注視の場合は、目の渇きや疲れ
・瞬きの場合は、通常の瞬きとの区別の問題

事前の「視線入力装置」の設定が大切です。うまくその方にフィットする場合と、眼の疲労、酷使により使用できなくなる場合もあります。

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